銀行口座の相続手続き(名義変更)で必要な書類まとめ 行政書士に任せるべき理由

一般的な相続手続き(名義変更)に必要な書類

相続が発生した際、故人の銀行口座の名義変更手続きは煩雑で重要なものとなります。その際必要となる書類は、金融機関により異なりますが、一般的には以下の6つです。

  1. 金融機関ごとに備え付けの相続届・預金名義書換依頼書
  2. 故人の出生から死亡までの戸籍謄本(除籍謄本・改製原戸籍含む)
  3. 相続人全員の戸籍謄本(除籍謄本・改製原戸籍含む)
  4. 相続人全員の印鑑証明書
  5. 遺産分割協議書または相続人全員の同意書、遺言書
  6. 故人のキャッシュカード・預金通帳・定期預金通帳(証書)

それぞれの金融機関での手続き方法

三井住友銀行の相続(名義変更)で必要な書類まとめ

三井住友銀行で銀行口座の相続手続き(名義変更)を行う際に必要となる書類を以下にまとめました。

  1. 相続に関する依頼書(当行所定の書類)
    連絡後、郵送または窓口で受け取れます。相続人全員の署名・捺印(実印)が必要です。→遺産分割協議書に署名・実印による捺印がある場合は、署名捺印について必要ない場合があります。
  2. 故人の戸籍謄本(原本)
    発行日から1年以内のものを用意してください。生まれから死亡までの連続した戸籍謄本が必要です。法定相続情報一覧図の写し(原本)を提出する場合、作成日から1年以内のものを用意してください。
  3. 全相続人の戸籍抄本または戸籍謄本(原本)
    発行日から1年以内のものを用意してください。故人との関係が分かる戸籍抄本または戸籍謄本が必要です(故人の戸籍謄本で確認できる場合は不要)。
  4. 全相続人の印鑑登録証明書(原本)
    発行日から6ヵ月以内のものを用意してください。

※相続人の範囲が戸籍謄本で確認できない場合など、追加書類が必要となることがあります。
※遺産分割協議書がある場合は、一緒に提出してください。
※遺言書がある場合は、事前に相談してください。

その他に、故人の預金取引の通帳・証書・キャッシュカード(貸金庫契約がある場合は鍵、利用カード)も一緒に提出してください。

 

三菱UFJ銀行の相続(名義変更)で必要な書類まとめ

三菱UFJ銀行の口座を相続する際に必要となる書類の一覧をまとめました。これらの書類は、相続手続きの進行に欠かせません。

1. 相続届

これは三菱UFJ銀行の所定の書類で、相続人の署名と実印が必要です。

2. 遺産分割協議書

相続する資産を取り扱う人物が明記された書類です。

3. 戸籍謄本

相続人の関係を証明するために必要な書類です。故人の出生から死亡まで・相続人全員の戸籍謄本(除籍謄本・改製原戸籍含む)が必要です。

4.印鑑証明書

法定相続人全員の印鑑証明書が必要です。発行日から6ヵ月以内のものを用意してください。

5. 通帳、キャッシュカード、貸金庫の鍵等

承継する資産に関連するこれらのアイテムを用意します。

 

ゆうちょ銀行の相続(名義変更)で必要な書類まとめ

ゆうちょ銀行の口座相続に必要な書類について解説します。

  1. 必要書類一覧表(本票)
    ゆうちょ銀行で提供している書類で、手続きをスムーズに行うためのチェックリストとなります。
  2. 相続確認表
    ゆうちょ銀行が発行する書類で、亡くなった方の財産を確認するためのものです。
  3. 貯金等相続手続請求書
    相続手続きを正式に依頼するための書類です。
  4. 通帳・貯金証書・キャッシュカード
    亡くなった方が持っていたゆうちょ銀行の資産証明となるものです。
  5. 遺産分割協議書
    相続人全員が遺産の分割について合意したことを示す書類です。
  6. 戸籍謄本または法定相続情報一覧図の写し
    亡くなった方と相続人の関係を証明するための書類です。故人の出生から死亡まで・相続人全員の戸籍謄本(除籍謄本・改製原戸籍含む)が必要です。
  7. 印鑑登録証明書
    相続人全員のものが必要で、発行後6ヶ月以内のものを準備してください。
  8. 委任状
    代理人が手続きを行う場合に必要です。その際、代理人の本人確認書類も提出する必要があります。
  9. 本人確認書類
    運転免許証や健康保険証などが使用できます。払戻証書等の場合は2種類の本人確認書類が必要です。

 

みずほ銀行の相続(名義変更)で必要な書類まとめ

みずほ銀行における相続手続きに必要な書類です。

  1. 亡くなられた方の戸籍謄本(「16歳の誕生日以降、亡くなられた時」までの連続したもの)
  2. 相続人の戸籍謄本(亡くなられた方の戸籍謄本で相続人を確認できない場合)
  3. 遺産分割協議書(遺産分割協議書がある場合)
  4. 相続人の印鑑証明書(発行日より6ヵ月以内。ご融資取引がある場合は、発行日より3ヵ月以内のもの
  5. 相続人(預金等の払戻をうける方)の実印・取引印
  6. 亡くなられた方の預金通帳・証書等
  7. みずほ銀行所定の「相続関係届書」

 

銀行口座の相続手続き(名義変更)を行政書士に任せるべき理由

相続手続きは、具体的な知識や手続き方法を把握するだけでなく、書類の作成も必要となります。このような手続きを自分で行うとなると、知識や経験が不足していると感じる方も多いかと思います。そこで、行政書士に相続手続きを任せるメリットについて解説します。

専門的知識と経験

行政書士は法律に関する幅広い知識を持つ専門家です。相続に関する法律や手続き、制度について深く理解しています。そのため、相続手続きの難しい部分をスムーズに進めることができます。

時間と労力の節約

手続きに必要な書類の準備や提出、さらには各種の申請などは、時間と労力がかかります。行政書士に依頼すれば、これらの手間を省くことができます。

間違いの防止

行政書士は相続手続きに必要な書類の作成や申請の仕方を正確に行えます。自分で行うとミスが生じる可能性がありますが、行政書士に任せることでミスを防ぐことができます。

問題の予防と解決

相続には様々な問題が起こり得ます。相続人間の意見が対立した場合や遺産の評価が難しい場合など、行政書士はこうした問題の予防や解決にも役立ちます。

以上が、銀行口座の相続手続き(名義変更)を行政書士に任せるべき理由です。専門的な知識と経験を持つ行政書士に相続手続きを任せることで、安心して相続を進めることが可能です。

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